「男だな!姉!男のこと考えてたんだろ!」


「ぶっ!?」





食後に飲んでいたミルクティを吹き出しそうになった。




ちゅ、中2のくせに!

マ、マセてる。こいつは!





「図星かよ?その年にしてやっと色恋沙汰かよ!はははっ」


「だから違うって!」





心を落ち着けようとミルクティの入ったマグカップに口を近付ける。






「で、流兄とヤっちゃったの?」





陸人が身を乗り出して聞いてきた。






「は?流瑠と?何を?」


「なんだ違うのか?いつまで我慢する気だよ…意気地のない男だな、まったく…」


「何をブツブツ言ってるの?」


「じゃあ、流兄とキスでもしたの?」


「ぶっ!!!」





今度こそミルクティを吹き出した!