「それから、人前で演奏する機会があるたびに私から『頑張るから、ご褒美にアイスおごってね!』ってお願いするの」 よく考えると図々しいお願いなのに、流瑠は毎回「はいはい」って言って私の頭をポンポンとしてくれる。 その時の流瑠の笑顔を思い出し、思わず私の頬が緩んでいく。 「相澤さん…」 流瑠とのことを思い出すのって、話すのって、 こんなに楽しかった? こんなに嬉しかった?