「他人事じゃないんだからね!お父さんが来たら、流瑠だってバチバチ写真撮られるんだから!」





流瑠に向かって大声を出してから、ハッと我に返って口を塞ぐ。




流瑠は口に人差し指を立てて「しぃー!!」として。


私を横目に見ながら、今にも笑い出しそうな表情で見下ろしてる。





しまった!!





周りの生徒たちの冷ややかな目が突き刺さる。

前を向いていたはずの先生も振り向いた。