幼なじみじゃイヤなんだ。

「はい!スタート。“あり”」


「リンカーン」


「もう一回!“ゴリラ”」


「ライオン」


「もう!さなえぇ…」


「駅員さん」


「……」


「……」





早苗はグラウンドを見つめたままでこっちを見てくれない。





「私はもう見たくないのに…」





独り言のつもりだったのに…。





「“に”は……“逃げちゃダメだよ”」





早苗のしりとりの続きの言葉にびっくりした。