* * *
流瑠と仲直りをしないまま、4限も終わりが近付いていて。
1限の休みは、まだ果てしなくキレていて
2限の休みは、少し怒りも冷めてきて
3限の休みは、どう仲直りしようかと考えて
4限の授業中、言い過ぎたかも。と後悔している。
でも、なぜ機嫌を悪くさせたのかも分からないまま、「ごめんなさい」を言うのもおかしいし。
第一、私は悪くない気がするから、謝るのもしゃくだし。
でも…今日は、お昼までにどうしても渡したい物があった。
今日、朝から眠たかったのは放課後の忙しさのせいだけじゃない。
宿題のお礼に、流瑠にお弁当を作るために、いつもより、早起きをしたから。
大石家は、流瑠が朝練の日はお弁当はなし。
働いている、おばさんの朝は戦争だから。
お昼休みになったらすぐに引き留めないと、流瑠が食堂に食べに行ってしまう。
でも、どうしよう…。
どうしよう…あー、どうしようっ!
まだ、怒ってて「いらない!」って言われたら、私、キレて殴っちゃうかもしれない。
うん。私ならやっちゃう気がする。
そしたら、また事態の悪化を招くな……。
あっ…チャイムが鳴った!
流瑠と仲直りをしないまま、4限も終わりが近付いていて。
1限の休みは、まだ果てしなくキレていて
2限の休みは、少し怒りも冷めてきて
3限の休みは、どう仲直りしようかと考えて
4限の授業中、言い過ぎたかも。と後悔している。
でも、なぜ機嫌を悪くさせたのかも分からないまま、「ごめんなさい」を言うのもおかしいし。
第一、私は悪くない気がするから、謝るのもしゃくだし。
でも…今日は、お昼までにどうしても渡したい物があった。
今日、朝から眠たかったのは放課後の忙しさのせいだけじゃない。
宿題のお礼に、流瑠にお弁当を作るために、いつもより、早起きをしたから。
大石家は、流瑠が朝練の日はお弁当はなし。
働いている、おばさんの朝は戦争だから。
お昼休みになったらすぐに引き留めないと、流瑠が食堂に食べに行ってしまう。
でも、どうしよう…。
どうしよう…あー、どうしようっ!
まだ、怒ってて「いらない!」って言われたら、私、キレて殴っちゃうかもしれない。
うん。私ならやっちゃう気がする。
そしたら、また事態の悪化を招くな……。
あっ…チャイムが鳴った!

