‐龍は羽ばたく‐




そう瑞季が思った瞬間会場の入り口が騒がしくなった

どうやら月城財閥の総帥と御曹司がきたらしい


「瑞季行くぞ」

父に言われ父のあとにつづいて瑞季も入り口に向かった








「え……?」

入り口の近く、総帥と御曹司がいた


そんなことより御曹司って………


「月城君……」


龍は高級なスーツに身をつつみ学校にいるより気品溢れ、そして存在感を放っていた


瑞季の呟きを聞いた龍がこっちを見た

一瞬龍は目を見開いたがすぐに瑞季に向かって笑った


「櫻木さん、君は櫻木家の令嬢だったんだね」

そう言いながら目の前にきた龍に瑞季は戸惑いながら微笑んだ