二十五日…


友達とイルミネーションを


見に行くなんて嘘をついた


どこにも行くあてがなく


家でほぼ寝転がっていた


六時頃、待ち合わせをした


いつもたまっていた


あの公園へ行った


いつにも増してオシャレした


髪も巻いて可愛くした


白い息が私の胸を


ドキドキさせる


七時を過ぎた


彼は来ない