sweet memory 2



「一年目に乾杯!」


次々と運ばれてくる料理を食べながら 話も弾む


「そう言えば 翼はなんて?」


「そうそう!!結婚したいらしいよ~それでプロポーズの言葉とかをあたしに聞くんだもん」


「教えたのか?」


「そんなわけないじゃん 教えないよ~ だったら『教えろや』みたいになって・・・」


「いちゃついてた訳か!」


「もー またぁ~!」


「あはは
翼も結婚かぁ~ あいつらに負けないくらい幸せでいような」


雅紀くんの呟きに『うん』と答えるあたし