「おい!!てめえら!」
大輝の声に静かになる。
「絶対俺の見舞いじゃねえだろ!?」
「え~~~何言ってんの~大輝。
見舞いだって。まあ、その他ちょっと他意もあったりはするけど~。」
栄一くんは大輝の本気の怒りに気づき
少し頬を引きつらせ始めた。
「おい、本音を言え、今すぐに。
でないと、どうなっても知らねえぞ?」
「やだな~大輝!病人は、おとなしくしてないと!!」
じとーっと栄一くんを睨むので
栄一くんはなみだ目になって桐山くんを見る。
「え?俺・・・?
あ~いや、でも、本当に俺は見舞いのつもりで来たよ?」
「うわ!!兄貴、一人だけ正義に逃げるとかずる~い!」
「自分も、見舞いで来たっす!
だいたい、正義ってなんだよ・・・・。」
「だめだよ、栄ちゃん。天然組は頼りにならないよぉ~。」
「・・・・はあ。」
栄一くんは軽くため息をつきお手上げとでも言うように
ひざに手をついた。


