無言で頷くと
「どこまで聞いた?」
「たぶん、全部。
大輝がわたしの両親とした約束とかまで。」
そう言うと、大輝はため息をつき
しばらく目を閉じると
気まずそうにわたしから視線をはずした。
「ありがとう。
大輝が、そこまでわたしのこと想ってくれてるなんて想わなかった。」
「別にそこまで想ってるわけでもねえけど。」
ちょっと顔を赤くしながらひねくれたようにつぶやく。
ふふっ・・・・
素直じゃないな。
「うん。でも、わたしが思ってた以上には
大輝もわたしのこと好きだってわかったから。」
大輝はおもしろくなさそうに唇をムッと突き出す。
なんだか、可愛い大輝も新鮮でいいな~
「わたしの不安、消えたよ・・・・・。」
「不安?」


