そんなとき・・・・
「あ~やね~~ちゃ~~~ん!!!!」
「うぎゃ!!」
いきなり背後から首を絞められるように抱きつかれる。
その光景に、あたたかな笑顔を浮かべていた5人から殺気を感じた。
とくに一人、重症負ってるくせに、
その体どこにそんなにまで殺気を放つ力が残ってるの?
と疑いたくなる。
「ちょっとひろくん!」
「見て見て!綾ねえ。俺、ちゃんと綾ねえの敵討った!」
得意げに指差す方向には、馬乗り男をはじめとする
わたしをしばり、大輝をボコボコにした数十人が伸びていた。
こんな短時間で・・・・・
なんて早いんだろう。
「これで、俺のこと許してくれる?」
にこっと笑顔を向けられる。
「え!?」
「だってさっき言ってたでしょ?
統括したら許してくれるって。」
これは、統括って言わないよ・・・・・。
思わず苦笑い。


