でも、わたしの祈りも虚しく
その耳をふさぎたくなるような暴力音がやむことはなかった。
だめだよ・・・・・
もうやめてよ、お願いだから。
叫びたいのに、上手く声が出せない。
喉がやけるように熱い。
からからに乾いてもいるようだ。
もうやめて・・・・・
これ以上したら、大輝が死んじゃう。
大輝が死んだら、そんなの耐えられない。
大輝がいなくなった世界なんて、意味ないよ。
大輝を奪わないで。
お願いだから、もうやめて・・・・。
「大輝・・・・・っ!!!!」
そのとき、栄一くんの叫び声が聞こえた。
・・・・栄一くん?


