「天下の永山大輝様が聞いて呆れるぜ・・・・!!」
「まるで人形だな!」
「俺でも、永山を痛めつけることができるっ」
楽しそうな男たちの声・・・・。
その一つ一つに恨みを覚え
悔しくて、唇をかみ締める。
あまりにも強くかみ締めていたから、うっすらと血の味がしてきた。
大輝は、今どうなってるの?
わかりきってることでも
心配で心配で・・・・
でも、わたしに心配する権利なんてあるのかな?
嗚呼・・・・・
神様。
もう、だれでもいいから
大輝を助けてください。
今ここから大輝だけでいいから連れ出して
安全なところに運んでください。
その後、わたしがどうなってもいいから。
大輝さえ無事でいてくれるなら、もうなにも望みません。
お願いだから
誰か、誰か助けて・・・・っ!!


