来てくれただけで、本当に嬉しかった。
わたしにまだ笑顔を向けてくれただけで、幸せだった。
それでよかったの。
わたしは、それだけで
とても救われた。
なのに・・・・・・
こんなことになるなんて!
こんなことになるなら、
大輝を何度も心の中で呼ばなきゃよかった。
大輝は、わたしの中の王子様だから
いつもわたしがピンチの時に助けにきてくれる。
出会ったときからそうだった。
どこにいても、見つけてくれて
仕方なさそうに笑ってみせて、余裕の笑みで救い出してくれた。
でも、こんなことになるんなら
大輝が危険な目に遭うんなら
もうわたしのことを、見つけてくれなくていいよ。
わたしは、大輝が元気で
いつもみたいにえらそうに足組んでソファに座ってくれるだけでいいの。
なのに・・・・・
わたしのせいだ!!!
わたしが呼んだから・・・・・
わたしのせいで、大輝が・・・・・っっっっ


