「てめえら、ただで済むと思うなよ?
まず綾菜から離れろ!そこのおまえ!!!!」
倉庫中に大輝の怒声が響く。
一瞬、その場にいた敵勢が縮み上がるのがわかった。
わたしの上にのっていた人が
ゆっくりとわたしから離れていく。
安堵のため息が漏れてしまった。
「ホント・・・・・
俺たちのお姫様に軽々しく触れて、許されると思ってるのかな~?」
「なわけないだろ。俺らはともかく永山が殺人鬼みたいな顔になってるし。」
「うわ、本当だ!僕こっわ~~い!!」
「大輝さんのお怒りごもっともです。自分も、手加減できる気がしません!」
え・・・・・この声・・・・・・・
聞き覚えのある声に
自由になった体をおこし、見ると・・・・・・
大輝だけじゃなかった。
大輝のやや後ろ、左右にのびる4つの影。


