「なに言っちゃってんの~?」
わたしの言葉を聞いて、赤い短髪をそりこんだ
いかにもって感じの人がのぞきこんでくる。
顔が近づくのが気持ち悪くて
反射的に逸らしてしまう。
「永山は来るよ~?」
笑顔がすごく嫌な感じだ・・・・・。
「修旅前に、『彼女がどうなっても知らない』っておどした時の顔、
あれは傑作だったからね~。」
この人!?
大輝を、変におどしたのは・・・・
最悪!!!
「最悪!!人としてそういうことして恥ずかしくないの!?」
「そういうこと?」
「脅したことだよ!」
「恥ずかしい・・・?使えるものは使うのはあたりまえだろ。」
だからって、脅すなんて・・・・・
しかも、この人、
まるで悪いことしたっていう実感を持ってないみたい。
感覚が麻痺してるんだ・・・・
同じ不良でも、大輝や徹平くんたちとは全然違う。


