栄一くんの手が静かに服にかかる。 え・・・・。 いいの? わたしは、本当にこれでいいの? でも、なにもできない。 なにも言えない。 栄一くんの悲しそうな表情を目の当たりにすると だめだ・・・・ 体の力が抜ける。 ひとつひとつブラウスをはずしていく 栄一くんの手。 どうすれば、いいの・・・・・? わたしは どうしたいの・・・・!? 頭で考えても全然まとまらない。 もう、わからない・・・・