奴らが行ってしまった瞬間へなへなと地面に座り込んでしまった。
「大丈夫かよ。」
「う、うん・・・・・。」
俺を見上げ、力なく笑う。
「ありがとう。」
「おまえさ、絡まれるのが得意なわけ?」
「そんなことないけど・・・。」
「てか、なんで一人でうろついてたんだよ?」
もうすぐ日だって暮れるのに。
「だって・・・・。」
一瞬ためらいを見せてから俺を見る。
「誰かさんがデートOKしてくれなかったから・・・っ」
・・・・・・。
なんだ、こいつ。
「ああ?おまえ、助けてもらった相手に嫌味かよ。」
ずいぶんえらくなったな。
「そんなんじゃないもん!」
そうだろ。
こいつに嫌味言われる日がくるなんて・・・・・
つか、この俺が誰かに嫌味言われるなんてな。
おまえくらいだわ、本当に。


