「関係ないっすけど、とりあえずそいつ返してもらいます。」
俺が男たちを掻き分けようとすると
ニヤリと笑って、隙間をつめる。
「そういうわけにはいかないね~。」
「そうそう。」
「この子は、俺らと遊ぶんだ。」
醜い笑顔で俺を覗き込む。
馬鹿にされていることがひしひしと伝わってきてすごく不快だ。
でも、ここで先に手をだしちゃいけない。
それは、頭で考えるより早いこと。
「邪魔です。」
表情を悟られないようにしながら、静かにつぶやく。
すると、予想通り相手からの殺気が増した。
ほら・・・・手をだしてこい。
おまえらから。
思った瞬間、想像通りに動きやがるからおもしろくて仕方ない。
ニヤリと笑った顔を見せないように
俺はそいつらからの攻撃をかわす。


