「行くぞ。」 「い、いくの・・・?」 手をひき、その円陣から抜け出す。 女たちは、俺たちを呆然と見ていた。 ・・・・・はあ、ほんっとに。 「・・・・うっぜえ。」 女たちに一言漏らしてから 通りすぎる。 背中を向けた女たちの体から力が抜ける気配がする。 そんなになるなら、最初からしなけりゃいいのに。 めんどくさい奴ら。 俺は倉持の手を引いたまま その場を去った。