コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~

そして放課後。

俺は押し切られて倉持と二人でカラオケに来ていた。



そして思ったけど


「おまえ、クラスの奴らいいのか?」

もともと約束はそっちが先だろ。


「いいのいいの!わたし一人いなくても、あっちはいっぱいいるし!

わたしは、もっと永山くんと仲良くなりたいの~。」


そういいながら曲を選んでいる。





それにしても・・・・

カラオケボックスなんて久しぶりに来た。


こいつ、危機感ないのか?



男と二人で密室なんて。




それか馬鹿なのか?



「はい!永山くんも入れて!」

「俺はいい。」

「え~なんで!?」


人前で歌なんて、歌えるか!





俺が黙っていると、俺の方へ機械をよこして

歌い始めた。