俺の返答を聞いて
みんなあからさまにホッとした顔になる。
「そうだよ！！
永山くんは、うちらと遊ぶんだから！ね～？」
はあ？
いきなりケバイ女集団がよってきた。
んなこと、一言も言ってねえだろ。
「え、そうなの・・・・？」
なんでそんなしょげるんだよ；
「そうそう！だから、倉持さんは早くみんなのところに帰ったら？
人気者は引っ張りだこでしょ？」
まるでシッシッとでもやるように
倉持を睨んでいる女たち。
睨まれて、おびえながらもなかなか動かない。
「まだなんか用なの？」
「・・・・別に、なにもないけど。」
チラッと俺を見る。
ばっちり視線が合ってしまって少し気まずい。
