コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~

「え・・・・・？」



驚いた声を

わたしの代わりにあげたのは徹平くん。



わたしは、声すらあげられなかった。



目を泳がせて

大輝を見ることができなくて


なにも言えない。




「おまえはなにが目的なんだ？」


大輝が言う。




「おまえは俺の女じゃねえのかよ。

それだけじゃ不満か？」



ちがう・・・・

そんなことない。



そうじゃないの。



「他の男に媚売って、なにやってんだよ。」




媚なんか売ってない。


ちがう


ちがうの。



それはちがうの・・・・。




「ち、が・・・・うの・・・・・・。」