「徹平、なにしけた面してんだよ?」
クラスの奴らがぞろぞろ寄ってくる。
「別に・・・。」
「しっかりしろよ。
2年がいない間は、実質おまえがアタマなんだからな?」
「はあ!?」
なんだそれ・・・・
初耳だ。
「はあ!?じゃねえよ?そうだろ?」
「なんで?」
「だって、一年のトップはおまえじゃん。」
それは確かに
一年の中ではそうだけど。
「だからってなんで?
アタマは大輝さんだけだ。」
「はじまったよ、徹平の大輝さん崇拝・・・・。」
周りはケラケラと笑い出す。
「それはあたりまえだけど、
その大輝さんは、今いないだろうが。
だからおまえが仕切ってるじゃん?
大輝さんからも任されてんだろ?」
「まあな。」
大輝さんからじきじきに
『いない間は頼む』と言われた。
あれは本当にうれしかった。


