「ねえ。」
雄太くんがふいにわたしの方を向く。
「なに?」
「あんた、兄ちゃんの彼女なんでしょ?」
さっきもそんなようなこと言ってたよね?
徹平くん、ちゃんと否定してたのに。
「ちがうよ。」
「嘘つくなよ!
俺、見たんだぞ。さっき、兄ちゃんの部屋で・・・・」
え?
徹平くんの部屋?
そこで言葉を詰まらせて
じわじわと顔を赤くしていく。
どうしたんだろう?
「・・・・き、き、」
き・・・?
「き、キス、してただろう!!」
「ええ!!?」
「キス~~!!??」
「きす~~~」
胡桃ちゃんも、キャーッと騒ぎ始める。
潤太郎くんは一瞬はてなをうかべて
またオムライスに集中した。


