だめだ・・・・
頭が痛くて考えられない。
大きな声をだしたせいで
どっと疲労が押し寄せてきた。
こらえきれずコメカミをおさえて、玄関に座り込む。
「あ!徹平くん・・・・!!」
綾菜さんがしゃがみこんで俺に視線をあわせる。
「いや、大丈夫っすから。」
「おい!兄ちゃんどうしたの?」
俺の異変に気づき、雄太が声色を変えた。
「お兄ちゃん?」
胡桃も、隣に来てひざ立ちをしている。
「にいちゃ~んにいちゃ~ん。」
潤太郎はいつものように
俺の肩にぶらさがってくる。
「とりあえず、ベットに行こう!
ごめん、雄太くんだよね?」
「うん。」
「お兄ちゃんの部屋どこ?」
「二階の一番奥、突き当たり。
ていうか、兄ちゃんどうしたの?」


