茶色く丸い目が俺を見つめている。
・・・・なんか、心臓がバクバクしてきた。
顔もやたらと熱い。
なんなんだよ、この気持ち。
綾菜さんから目が離せない。
しかも、甘い香りがして
ただでさえ頭が重いのに、その香りに酔ってくる。
くらくらする・・・・。
冷静な判断を失いそうになってる。
綾菜さん、可愛い・・・・
触れてみたい。肌や、髪に。
いや、だめだ!!
綾菜さんは、大輝さんの彼女。
大輝さんの彼女。大輝さんの彼女。大輝さんの彼女・・・・
「早く!あ~ん」
大輝さんの・・・・・
頭で呪文のように唱え続けているのに、
俺の口は綾菜さんにしたがっていた。
開いた口を見て満足そうに微笑んだあと
おかゆを運んでくれる。
やさしいミルクの味。
少し塩が効いているけど、全体的には薄味。


