ふふふっ


可愛いな~。





「なんだ、ヤキモチか~。」



「ち、ちげぇよ。」



「うんうん!わかってるよ。」




わたしがこうやってちょっと馬鹿にしたように言えば

いつもなら睨んでくる。



なのに、今はそっぽを向いたまま。




「大丈夫だよ。
わたしは大輝だけだから。」



そう言って本日3度めの腕にぎゅぅ。





けど、今度はなにも言わなかった。






大輝もちょっとは、わたしを好きでいてくれてるのかな?


幸せ度がまた増してしまった久しぶりのデート。





あ、もう5時だ。


帰ったらすぐ晩御飯の用意しないと!!