まるで、母親のように
目を吊り上げて怒っている。
びっくりした。
いつもの、温和は綾菜さんじゃない。
「はい・・・・。」
体が、無意識にそのまま寝てしまう。
したがってしまった。
「よろしい!
もう、病人はすぐに言うこと聞くっ!
わかった?」
「はい。」
圧倒されるがままに返事をしてしまった。
俺の返事を聞いて
綾菜さんは、うん!と頷いて立ち上がる。
「ちょっと待ってて。
なにか食べれそうなもの作ってくるから。
薬飲まないといけないし。」
「いや、そんな、悪いっすよ・・・・」
そう言うと、すぐさまさっきの母親のような睨み。
「なんでも、ないです。」
すると、にっこりと笑顔に戻る。
そしてそのまま部屋をでていった。


