「でも、向こうは黙るどころか
それで余計に腹が立ったらしくて、
なんとしても大輝さんをひざまずかせてやろうって
今、躍起になってるんす。」
なにそれ・・・
子供じゃん!!
「だから、この辺りは危険なんすよ!
特に、綾菜さんにとっては。」
わたし?
「別にわたし、関係なくない?」
どの敵対している高校どちらの生徒でもないんだし。
「それが大いにあるんすよ!!
奴ら、どうやら大輝さんの彼女が綾菜さんだって知ってるみたいで・・・」
ええ!?
「大輝さんに言ってきたらしいんす。
『おまえがいない間に彼女がなにかなければいいけどな』
みたいなことを。」
「・・・・っ!!」
それってつまり・・・・
大輝を陥れたいがために、わたしに危害を加えるってこと?
なにそれ、なにそれ!?
「それで大輝さん、ずっと『修旅には行かない』って言ってたんすけど。
ただでさえ出席日数ギリギリで、特にイベントは大きいからもう休めないんすよね。
だから、俺がお守りすることになったんすよ!!」
もしかして・・・・
だから言うのがギリギリになったのかな?
忘れてたんじゃなくて、迷ってたから。


