「そこまで言うんなら、綾菜さんと代われよ。」
徹平くんが提案する。
「・・・え!?」
「お~それいいじゃん!!」
栄一くんはすぐさま賛成。
「そうしろ!倉持も働き者だぞ?」
ニヤッと笑う桐山くん。
「え・・・いや、それはさ・・・」
いきなり目を泳がせて渋りだした。
「なにやってんだよ?早く。」
徹平くんは無理矢理遥太くんの背中を押す。
「うわ!ちょっと、やめてよ!」
遥太くんは抵抗するが
それも虚しく終わった。
「倉持、座りなよ。」
桐山くんが
さっきまで遥太くんがいた席
つまり自分の隣を見る。
「うん、ありがとう。
遥太くん、ごめんね。」
「・・・・・。」
むくれている遥太くんに一言言ってわたしは席についた。


