「ごめんね、徹平くん。
なんか変なことに巻き込んじゃったね。」
ダイニングには聞こえないくらいのボリュームでしゃべる。
「いえ。気にしてませんから。」
口ではそう言ってるけど、顔ひきつってるよ。
ピーッピーッピーッ
電子音がタイミングよくアップルパイの焼きあがりを知らせてくれた。
「どう?これくらいでいいかな?」
オーブンからアップルパイをだして徹平くんに見てもらう。
「そうっすね。
表面に軽く焼きが入るくらいだから・・・・
いいと思いますよ!」
OKが出たのでさっそく大皿にアップルパイをうつし
冷ます。
「後で食べようね。一時間もおいたら十分だよね。」
「はい!ゆっくり飯食ってたらそれくらいすぐっすよ。
もうなんもないですか?」
「うん、とりあえずは。」
「じゃあ俺らもあっち行きましょう。」
「そうだね!」
徹平くんと二人で
ダイニングに出て行くけど
4人がけテーブルに、もう4人埋まっていて
座るところがない。
「ソファでもいい?」
「いいっすよ!」


