レジを終えて、買った品物を袋につめていると
それを手伝ってくれていた徹平くんがふと手をとめた。
「大輝さんと、よく来るんすか?」
「う~ん。そうだね。
大輝も、徹平くんみたいに荷物もちとして着いてきてくれるの。」
「・・・・。」
少し押し黙ってから、また作業を再開させる。
「どしたの?」
浮かない顔。
「いや、そんな雑用してる大輝さんが、なんか想像つかなくて。」
ははっと笑う。
「やっぱり、二人は恋人同士なんすね。
ラブラブでお似合いっすよ。」
笑ってるのに、なんだか不思議。
落ち込んでるように見える。
「そうかな?ありがとう。」
でも、気づかないふりをして
わたしも作業に集中した。
その後、何度か徹平くんが
わたしの方を見て
切なそうに視線を伏せていたことは
もちろん知る由もない。


