「いや・・・
急に人数が増えちゃったから、材料が、ね。」
「あ~~!そっか。ごめんね~。」
「ううん!全然いいんだけど、
せっかく来てくれたのに、料理足りないなんて申し訳ないから。
今から買いに行こうかな?って。」
「自分も行きます!!」
え!?
敏樹くんの後ろから手をあげる徹平くん。
「い、いいよ。徹平くんはお客さんなんだから、
今できてる料理をみんなと食べていて。」
「そういうわけにはいきません。」
「そうだよ、綾菜ちゃん。手伝ってもらいなよ。
一人で大量の買い物はきついよ。徹平を荷物もちに連れて行ったほうがいい。」
う~ん・・・・
確かに、男の子がいてくれるうれしいけど、
「それなら、大輝と一緒に行く。」
「だめっすよ、そんなの。荷物もちなんて自分がやります。」
なんか、余計にやる気だしちゃった・・・。
そっか。
徹平くんにとっては、大輝は先輩で、しかもアタマとかいう絶対的存在だもんね。
「じゃ、ごめん。一緒に来てくれると、うれしい。」
「はい!」


