こんな奴か・・・・。
リビングに来ると
客がきているにも関わらず
やたら長い足を組んで
一人、なにかの雑誌を読んでいる男がいた。
ダークブラウンの髪。
少し長めだがトップだけ短く立たせてある。
切れ長な目とシャープな眉。薄い唇。
きめ細かい肌は焼けてもいないがそこまで白くもなく。
はっきり言って、
めちゃくちゃかっこいい奴。
完璧な顔のつくりだ。
倉持の彼氏って言われても、頷ける。
お似合いだ。
「大輝、栄一くんたち来たよ。」
・・・大輝?
大輝っていうのか。
その大輝とかいう彼氏は、雑誌を持ったまま
俺たちに目だけを向け
形の良い眉を少し曲げた。


