俺が知らせたことで
母さんの両親、つまり祖父母が家に来た。
そして、変わり果てた自分の娘を見て
おばあちゃんは泣き崩れ
おじいちゃんは怒り、絶望した。
父さん方の祖父母にも連絡した。
その二人も驚きそして顔を暗くした。
父さんは実の父母にもなにも言わず行方を眩ましたらしい。
祖父母4人はとりあえず母さんを心配し
そして、俺の面倒も見るために
毎日交代で家に通ってくれた。
でも、母さんは変わらなかった。
それどころか益々悪化して
なにかをぶつぶつつぶやく。
「わたしが悪いの。わたしが悪いの。わたしが悪いの・・・・」
母さんはついには自分を責め続けるようになって
精神が衰弱し
どんどん壊れていった。
祖父母は母さんを精神科に連れて行った。
母さんは重症のうつ病だった。
そこから、クスリ付けの日々がはじまる。
母さんは益々おかしくなった。
自分を責め続けていると思ったら
周りにあたりちらし、モノを壊す。
そしてまた、自分をののしる。


