そんなとき、先生たちの声と足跡が聞こえてきた。
見回りか。
「あ!先生たち来た。
さ、部屋にもどって!」
「え?いや、俺、約束が・・・・『口答えなし!』
俺の言葉をさえぎって
綾菜ちゃんが背中を押す。
マジ・・・・?
すっぽかせって?
「今後一切、そういうのには行かせないから。
わたしが止める!
本気なら応援するけど、それ以外は全力阻止する!!」
「はあ・・・・。」
「わたしに見つかったのが運のつきだよ!」
そう言って、より強く背中をおしてくる。
「わかったよ・・・・。
今晩は、あきらめるよ。」
どっちみち、なんか萎えたし。
あとでLINEしとこう。
「よし!!!」
なんで、綾菜ちゃんがそんなうれしそうにするの?
そんなだから、男に付け入られるんだよ。


