「仲良くしたかったら、目の前で他の女とキスなんてすると思うか?」
そ、それもそうですね・・・。
「じゃあ、どうして?」
理由、全然わかんないよ。
大輝は、ハッとしたように
わたしから視線をそらす。
そして、小さくため息をついてから
またわたしの手をひいた。
「ちょっと!答えてよ。」
半歩前を歩く大輝に、半ばひっぱられるような体勢。
それでも、理由が知りたくて問いただした。
大輝は、やっぱり
しばらく何も言わず歩き続ける。
「大輝・・・!!」
少し大きめの声で名前を呼ぶと
ちらっとだけわたしに目を向けた。
「・・・・
・・・・・・危ないだろ。」


