「すいません!!!」
徹平くんが勢いよく頭をさげた。
「大輝さんが来るまでに
けっこうお話させてもらって、仲良くなりました。
それに、自分、
綾菜さんのことめっちゃ可愛いと思いました!!」
頭をさげたまま
徹平くんが告げる。
めっちゃ可愛いって・・・・
わたしは、徹平くんのお世辞にうれしくなってしまう。
大輝は無言。
でも、なんか負のオーラを放っているような・・・?
「まあまあ、大輝。」
そんな大輝の肩をポンポンとたたいた人がいた。
まあ、そんなことできるの敏樹くんしかいないけど。
「ただ、しゃべってちょっと仲良くなっちゃっただけで
そんな妬くなって~。」
え・・・・?
妬く?
「だいたい、綾菜ちゃんみたら
誰だって『可愛い』って思うだろ。
マジに、可愛いんだからさ!」
「か、可愛くなんて・・・」
敏樹くんの言葉に照れる。
わたしを見て、敏樹くんはウインクしてからまだ続ける。
「それに、そんなこと言ってたら
綾菜ちゃんと同じ高校の男子とかどうするの?」


