「いやぁぁぁぁぁ!!!」
ギャルの一人がわたしたちの光景を見て奇声をあげる。
わたしは、目も閉じることができなかった。
びっくりして。
そして、めちゃくちゃ恥ずかしい。
いつも、キスされると
わたしからも大輝を求めるようにすがるんだけど
今、わたしの腕はだらしなく
ぶらんと定位置に垂れ下がっている。
頭が真っ白なはずなのに
こんな風に分析なんかしてる自分が不思議。
そして
恥ずかしくてしょうがないのに
大輝のキスはやっぱりうれしくて
拒むことができない自分には納得している。
キスは、いつものように舌が入ってこなかった。
唇を合わせているだけの、子供なキス。


