大輝は 自然にわたしの顎をくいっと持ち上げた。 え・・・・・? 「だいっ・・・・・」 名前を呼ぼうとしたわたしの唇を すばやく奪った。 え? なにしてるの・・・・? こ、こんな大勢の前で・・・・ 顔が一瞬にして赤く染まるのを感じた。 そして、頭が真っ白になる。 「うわぁ・・・・。」 誰かがため息のような言葉を漏らしたにが聞こえた。 目の前には大輝の顔。 平然と閉じられた長いまつげ。 わたしの動揺なんて、まったくお構いなし。