「まあ、それもあるけど・・・
器?みたいな。」
う、つわ・・・・
「大輝は、みんなをまとめる素質を持っているんだよ。
大輝だから、みんな着いていくんだよ。」
敏樹くんの言葉に、他の人も同意する。
「それに、校外の奴らが思ってるほど
俺ら喧嘩ばっかりしてないよ?」
「そうそう。
大輝さんがアタマになってから
無駄な喧嘩はやめようって方針なんだ。」
「流さなくて済むなら、血は流さない方がいいってな。」
大輝がそんなこと決めてたんだ・・・・。
なんか、大輝らしい。
見た目や雰囲気は怖いけど
大輝は本当に大きな人なの。
優しい人なの。
いつも、みんなのこと考えてるんだよね・・・。
「そうなんだ・・・。」
うれしさ、安心、そのほか温かい感情があふれて
わたしの頬は自然に緩んだ。
この人たち、本当に大輝を好いてくれてるんだな。
自分の好きな人が、こんなにも周りに慕われてるなんてうれしいな。


