律子といつもどおり下校し 家に一回帰ったものの 鍵がないことに気づいたわたしは 軽い気持ちで大輝を迎えに行こうと思ったんだ。 大輝の高校、はじめてだな~ とか 大輝の友達に挨拶しなきゃ~ とか 馬鹿みたいに考えていたさっきまでの自分が本当におろかに感じる。 いざ、高校まで来てみると 予想を上回る現実に、中にも入れやしない。 だからと言って、立ち去ることもできない。 要は、怖くて足がすくんじゃって動けないんだ。 ニヤニヤした男子たちがこっちへ歩いてくる。 に、逃げないと・・・・