コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~

「それに、もう朝飯って時間でもねぇだろ。」


確かに・・・


もうなんだかんだ言って10時半だもんね。


「そうだね。」




大輝は、軽く頷いてワックスを取り出した。


手に一度つけてから髪になじませて
髪を立てていく。



それを見るのが、なんだか好きなの。



ワックスつけてない、やわらかい髪の大輝と

ワックスをつけて、決まってる大輝


どっちの大輝も大好き。


だから、その変化を見るのも好きってことなのかな?




自分でもよくわかってない。




「なんだよ・・・?」


あまりにも凝視してたら、軽く睨まれた。



「ううん。カッコイイなぁって思って。」


「は!?」




大輝は
『かっこいい』
って言われてもちっとも照れない。


言われなれてるから?