「先週、律子と買い物に行ったときに買ったの?
どう?似合うかな・・・??」
「似合ってなかったら、俺はおまえと出かけないけど?」
「え・・・・・。」
「行くぞ。」
そう言って靴を履き始める。
それって、似合ってるって受け取っていいんだよね?
それにそれに、おまえと出かけるって・・・・
なんか、ちゃんとデートなんだって実感できてうれしい。
「うん!!」
わたしも笑顔で下駄を履いて開けっ放しの玄関の向こうにいる大樹に追いついた。
自分の顔を見上げるわたしを見て、
なんだか満足そうにしてから歩き始める。
「あ、待ってよ!
玄関閉めないとっ」
急いで玄関にかぎをした。


