「綾!」
「は、はい?」
「そんな永山に悪いとか、自分最低とか思わなくていいんだよ?
他の男に揺れるのは、綾が悪いんじゃなくて
綾の気持ちをつなぎとめられてない永山が悪いの。
桐山くんのことだって同じ。
友達にしか見えなかったんだからしょうがないじゃん。
綾が悪いんじゃない。綾は全然悪くない。」
そう強く言いきる律子の言葉に、少なからず気持ちが楽になった。
わたしのために怒ってくれる律子に感謝の言葉じゃいい表せないくらいの気持ちを知った。
「律子・・・・」
「綾は、優しすぎ。
なにも悪くなんてないのに。
だから、不安になる必要もない。怖がる必要もない。
自分の気持ちに、正直に道を選べばいいの。
綾が正しいと思った道を、あたしはいつでも応援するから。」
律子のあったかすぎる言葉に、泣きそうになった。
優しすぎるのは律子だよ~~~
「うん・・・・
ありがとう、律子。」


