『じゃあ、次の月曜ね!』
「え!?それ明日じゃん!!急すぎじゃない?」
『だって、他に空いてる日がないんだもん。
火木は塾の夏期講習はいってるし
次の金曜日から月曜日までは彼氏ん家にとまりだし。』
ちょうど一週間後、つまり次の日曜日が花火大会だからな~
「水曜日もあるんじゃん?」
『あ~だめだめ。その日は家族ででかけるの。
温泉の無料券もらったから、一日中温泉三昧するつもりなんだ!
お肌すべすべのつやつやでかっちゃんに会いに行くの!』
律子の彼氏は、なんともうとっくに成人している25歳。
昔、家が近所だったとかで幼馴染みたい。
律子の初恋の人。
名前は確か・・・本田 カツノリだったかカツアキだったか。
とりあえず、かっちゃん。
って勝手に呼んでる。
初対面でかっちゃんってわたしが呼んでも
笑顔で「おう!」と振り返ってくれる、そんな人。
一回しか会ったことはないけど、間違えなくいい人。
「あ~あ!うらやましいなぁ。」
『なに言ってんの?
同棲してる人に言われたくないしー!』
あ、そうだった。
「あはは、ごめんごめん。
じゃあ、明日でいいよ!」
『助かるわ~!ありがと、綾。』


