コントラスト~イケメン達のLOVE争奪戦~




その夜。


お風呂の後、なんだか落ち着かなくて
わたしは一人で、外にでていた。




「真っ暗だ・・・・。」



玄関からでると、虫の鳴き声しか聞こえない。


もしこの建物がなかったら、5等星くらいまで見えそう。




空気もおいしくて、

なんだか一人になりたいときは、本当に落ち着く。





わたしは、少し建物の周りを一周してみることにした。



道の関係上、できるかはわからないけど

行ける所まで行ってみよう。







そう思い、運動靴の紐を縛りなおして左回りに歩き出す。





意外と整備されている。



草木も、ある程度は刈られているし


誰が管理してるんだろう?


どうせなら、建物内も掃除しておいてくれたら助かるのに。