「なに?」
ボーっと見つめるわたしの視線に気づいたみたい。
「んーん。」
首を振ってみせると
桐山くんは
「なんだよ。」
とまた笑う。
なんか、新鮮だな。
桐山くんと二人で
こんな知らない場所で
しかも、こんなに静かに会話してるなんて。
いつもみたいに、車が行き交う音も聞こえない。
窓の外だって、真っ暗。
時計もなくてあたりはシーンと静まり返っている。
ごくごくごく・・・・
え!?
いきなり、桐山くんは缶の中のジュースを飲み干してしまった。
「あ"ーーーー!!」
「どうしたの?」
「なんか、一気に飲んだら喉が痛い・・・・。」
馬鹿・・・?


