けれど、倉持は暗い表情。
「なんか・・・
わたし、桐山くんに迷惑ばっかりかけてる気がする。」
申し訳なさそうに見上げる瞳。
大きな茶色。
「そんなことないって。
俺は、ホント大丈夫だから!」
倉持の視線と俺の視線が
混ざり合うたびに
俺の胸は強く脈打つ。
それを悟られていないか。
ちゃんと隠せているか。
俺の不安はそれだけ。
「本当に?」
「本当だから。
大丈夫だから。」
倉持には、暗い顔してほしくなくて
いつも明るい倉持でいてほしくて
そのためなのか?
俺が倉持の前で必要以上に笑ってしまうのは。


